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昨日に続き、白身のお刺身に旦那が挑戦したお話しを・・・。
カサゴとして旦那がかやの鮮魚店さんで買ったものです。
標準和名はちょっと自信がないといっていますが、おそらくウッカリカサゴです。
なぜ「うっかり」かというと、安倍宗明(著明な魚類学者)が和名を整理、
名づけることにいそしむうちに、ほとんど名づけ終わったと安堵していたら、
なんと毎日見なれたカサゴが別種であり、これを発表し忘れていた。「うっかり論文を発表し忘れたため」。
「他のカサゴとうっかりすると区別がつかないカサゴ」でウッカリカサゴになった
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑・ウッカリカサゴより
http://www.zukan-bouz.com/kasago/kasago/ukkarikasago.html なんだかおもしろいですね

旦那は買うときに刺身にする魚がほしいといったところ、
「こんなの買ってどうするの?刺身には小さすぎるでしょ。」
とおかみさんに言われたそうですが、
「練習中の身なので刺身にします・・・。」といって買ったそうです。

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おかみさんが大笑いして「それじゃついでにこれでも練習してみなさい。」といっておまけしてくれたそうです。
キカナ(アオハタ)とマガナ(マハタ)です。
お値段は・・・一応支払ってますが、申し訳なくてかけません。
旦那は、顔や体つきに物乞い的オーラを身に纏っているんでしょうか?
本人はきちんとお金を払う気満点なのに、よくこうして良くして頂いたり、
おいしいものをおすそ分けして頂いたりします。
あちこちでご迷惑をおかけしているんじゃないかと気が気ではないのですが、
せめてものお礼の気持ちを込めて正直なところでブログに書かせていただいたりしています。
(一方で肩入れしすぎないように極力心掛けています。)
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さて、旦那が捌いたウッカリカサゴです。
ウスメバルの時のこともあったので、今度はバーナーで皮ごと焼きました。
最近旦那が皮を焼くときに試しているのが、クッキングペーパーと、冷却パックの使用です。
通常、湯で皮霜づくり(湯皮霜)にするときも、バーナーで皮霜づくり(焼皮霜)にするときも、
氷水につけて冷まして、それを良くふいて・・・という作業をします。
氷水につけると旨みが逃げるとか、身が水を吸ってしまうとか言う人がいますので、
クッキングペーパーで余分な脂を拭き取りながら、青色の冷却パックではさんで急速に冷やす
なんてことをやってます。
わりとしっかり目に焼いたりしても、皮が分離しにくくそれっぽくなり易いことだと
旦那は言ってますが、真偽のほどはいかがでしょうか?
冷却パックはくり返し使えますので、その点はエコで私は好きですね。
これぽっちのお刺身ですが、旦那は普段以上に精魂込めて捌いていたようです。
「俺の魚、大事に味わって食えよ!」とまるで自分で釣ってきた魚かのように言う旦那は
はっきり言って○○です。(適当に文字を振ってみてください。)
ウッカリカサゴはとても素直な白身魚のお味です。
皮をつけて食べても少しおとなしいくらいなので、ぽん酢や紅葉おろしなどと一緒に
食べてもいいかもしれません。
小さなお魚を捌いて手はかかっていますが、手間を惜しまないのであれば、
新しいおいしさの発見につながるお魚とその食べ方だと思います。
かやの鮮魚店
境港市外江町2568−2
0859−44−0521
午前 行商中(随時移動します)
午後 店舗にて営業
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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