
引用ばかりしている大山Gビールシリーズ(笑)。
やはり今回のスタウトも・・・。
ウィキペディア スタウトより抜粋して引用
スタウト(stout)は、ビールのスタイルの一つで、黒くなるまでローストした大麦(モルトとは限らない)を使用し、上面発酵によって醸造されるものを指す。
日本におけるビールの分類では「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」のことで「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」によって定義されている。
ほとんどのスタウトの色は黒い。主にアイルランドやイギリスで作られる。
味は濃厚で、苦み・酸味とも強い。アルコール分が一般的なラガー・ビールより高いものが多い。カロリーはラガーよりも低い。名前の「スタウト」(stout)とは、「強い」という意味である。飲み方としては、そのまま飲む以外に、普通のビールに割って飲んだり、生卵を落として飲む方法がおこなわれている。代表的な銘柄には、ギネス(Guinness)がある。
(引用終わり)
やはり当社の説明の方がコンパクトでわかりやすい。
<当社HP説明より>
スタウト
数種類の焙煎麦芽由来の珈琲やチョコレートを思わせる香りや、フルーティな香りが特徴の黒ビール。しっかりとした飲み応えのあるミディアムボディの味わいです。
発酵方式:上面発酵 度数:5.5% 酵母:未ろ過(酵母有)
<引用終わり>
なんでも日本の大手メーカーのスタウト、あるいは黒ビールは下面発酵のものが大半なんだそうである。
その点では本来のやり方をきちんと押さえたビールということになろうか。

さて味わってみる。
実は黒ビールがやや苦手なワタクシ。
ビールにはフレッシュさを求めるところがあるためなのだが、この大山Gビールスタウトはそのフレッシュさも強く感じられる。
ミディアムボディとあるとおりそれでいて複雑な味わいも楽しめる。
実におもしろい。
やはり今までの3つのビールと同じく、当社の説説明通りの味。
さて、大山Gビールの4つのレギュラービールを味わってみて、味から感じられるのは、かなり基本に忠実に作っておられるのではないかという印象である。
それゆえ、そして生産量が多くないことが想像されることからのコスト高、そしてこの店頭販売価格(私は525円で購入した。)。
こうした製品は極めて文化的要素の強いもの。
日本サッカーがワールドカップでベスト4に当然入れないこと、たとえば中田ヒデが熟成途中でバーンアウトしてしまったことも、サッカーというスポーツが文化的要素が強いゆえである。
文化的要素の強いものを短期間の成果をもって全てを評価するのは違うと常々思っている。
これは各地でまじめに作られているワインにも共通するのだが、さらに10年、20年、30年と経ってみて評価すべきものだと思う。
その時間の重みに耐えられるか、ファンが支えるかによって、より良く深いもの、深い味が生まれてくるのだと信じている。

久米桜麦酒株式会社
鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740-30
TEL 0859-39-8033
http://g-beer.jp/contact.html
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