2010年04月02日

徳平食堂(その3) 松江おでんの名店なんだな

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こちら島根県の松江市、山陰の今年の春はまだ冬のような寒さの日が多い、寒冷化した春である。

おかげで気兼ねなく松江おでんを堪能できている。

まあ、どうせ1年中食べるんでしょ、という突っ込みが来るのだろうが(笑)

尊敬する先輩とのお別れ会を言い訳とした松江おでん探訪。

この方からは「おでんや荒らし」というありがたくない名前を頂戴したところ。

まずは豆腐、ダイコン、シュンギク。

シュンギクがどっさり載っていて下が見えないのだが、その盛りつけをそのまま活かして撮影。

さらにその上にはすじを味噌で煮込んだすじ味噌がたっぷり、これでもかと乗っている。

辛子は無くても十分楽しめる。

シュンギクの香気が鮮烈。

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ネギ袋。

シュンギクの次にネギの香気をぶつけてみる。

すでに満足で上々の機嫌。

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おでんおかわりで、ダイコン、すじ、卵。

やっぱりこれでもかとすじ味噌。

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豚足。

スパイスの加減に妙味。

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小イワシの刺身。

境港産かな?と会話。

こちらではカタクチイワシ(タレクチ)を食べられる頻度は高くないのである意味珍味。

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酔っぱらって禁断のチャーシュー麺。

食べないと決めていたのに、決めていたのに…、決めて…。

シンプルな懐かしい味なのでラーメンマニアの方(特に味覚の幅の狭い人)は食べにこないように!!

私はなんと言われようと「おいしい」と認定。


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2010年03月22日

有楽 2010(1)

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少し季節感が違ってくるくらい前の話なのだが、やはり掲載しておかねばという、松江おでんの雄、有楽。

あじつみれ、鳥つみれ、豆腐。

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食べかけですみません。

豆腐つみれ、スペアリブ、湯葉。

スペアリブなどの塩の出やすい具は別立てで温めている。

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牛すじとがんもどき。

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牛すじこんにゃく、もち巾着。

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この日の黒板。

いっしょに行った人を書けないのだが、この日はがつんがつんと行ったのである。

がつんがつんと。

ハズレがないのだ。

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一部だけ紹介。

菜の花からしあえ。

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蒸し里芋。

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酢かぶ。

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飲んだお酒のうち、もっとも印象に残った月山・純米酒。


有楽
島根県松江市殿町352
0852-21-2687
【「松江 おでん 有楽」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-adbe&p=%BE%BE%B9%BE+%CD%AD%B3%DA+%A4%AA%A4%C7%A4%


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2010年02月28日

おでん有希(ゆき)

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松江おでんの名店は現在では橋北のお店が目立つ。

橋北とは「きょうほく」と読む。

島根県の松江市を南北に2分する大橋川にかかる松江大橋の北か南かの地区名で地元と呼び習わされているのだ。

この松江大橋、江戸時代に橋をかけるときに人柱(源助人柱)が沈められているという伝説がある。

さらには昭和の時代の掛け替えでも技師が殉職しており、その場所は同じ場所だったともいわれている。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛した松江は、水木しげるの愛する妖怪と同様、こうした暗い一面を持った町でもあるのだ。

さて話を少しおでんに戻して、橋南のおでんの名店といえば、庄助。

アクセス数などでもダントツだ。

ところが大橋川の拡幅で庄助のところが掛かり、またつい脇の松江大橋が掛けかけになるのだという。

最近、ボクは「ばちが当たる」ということを強く感じるようになっている。

人を恨んだり、ねたんだり、必要以上の批判をしたり、また、素直でなかったり、真摯でなかったり、必要以上の妥協をしたり、あるいは、ずるをしたり、人をだましたり、敬意を払うべきものに敬意を払わなかったり…。

こうしたことには応報が伴う、その連なる糸がおぼろげながら見えるときがある、また身に染みて感じていることもある。

大橋川の拡幅、松江大橋の架け替えには、こうした因果がないのだろうか?

あるように思えて仕方がないのである。

大脱線はこのぐらいにして、このおでん有希は橋南の繁華街、伊勢宮にある。

橋南のおでんやとしては知名度は高くないのかもしれないが、きらりと光るお店でもあるのだ。

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つきだしは、サザエの壺焼きとネギ・タコのぬた。

この時点で舌にうれしく、財布に寒風を感じる気もするのだが、取り合わせが申し分なく好みに合う。

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この日は生ビール。

ジョッキの冷え加減がうれしい。

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おでんは、ダイコン、すじ、シュンギク。

ネギたくさんのせがこれまたうれしいのである。

だしはやはり松江おでん風の甘めながら、丁寧な香りを感じるもの。

すじが大きく、またうまかった。

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お薦めなのが、お手軽三点セット1,050円。

昔、寿司はおやつにつまんだそうだが、松江おでんを景気付けにちょっとつまむのにもいい。


おでん 有希
島根県松江市伊勢宮町525-1 マイルドビル(1階)
TEL 0852-27-6161
営業時間 17:30〜23:00(ラストオーダー23:00)
定休日 日曜、祝日
http://www.rcgroup.co.jp/odenyuki.html
場所 YAHOO!グルメより
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005429867/


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2010年02月17日

里 (おでん・ラーメン)

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島根県の松江市は水の都と呼ばれているが、その中でも宍道湖と宍道湖と中海の間に流れる大橋川の景観が美しい。

松江では、大橋川を挟んで北側を橋北(きょうほく)、南側を橋南(きょうなん)という。

大橋川の景観を含めて、残してほしい風情のある好きな呼称だ

その大橋川に架かる4本の橋のうち、新大橋の北詰の交差点ほど近くにあるのがこの里。

近くには有名店、やまいちもある。

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店に入ると改装したのか、お店がこぎれいになっている。

お客さんも増えている。

ここに連れてきてくれたボクの兄貴分が「こんな店も支えてあげたいんだよね」なんていってたのを思い出す。

女将の娘さんかな?

若女将もカウンターにたっている。

良かったねと思う。

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カウンターにはおばんざいが並ぶ。

我が家ででも出てきそうな家庭的な飾らない味だ。

最近、メジャー化の著しいぼうずコンニャク氏が松江の味を評して

「飾らないところ、洗練されていないところが本来の個性でいいところ、ほっとする」

といっていたのを思い出す。

まさにそうした味、そうした店なのだ。

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豆腐とダイコンを頼む。

お酒はコップのひやで隠岐誉。

画像以上に2つともよくしみて色が濃くついている。

だしは家庭料理らしく、甘めで濃いめ。

このしみたのは好みが分かれると思うが、ボクはすきなのだ。

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イワシの煮付け。

これも甘めでどっぷりと田舎の家庭料理。

減量中でもあるのでこれで退散。

ラーメンは食べなかったけれど、減量に成功したら今度は食べてみようかな?



島根県松江市東本町4丁目32
電話 0852-22-8503
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005436580/007090700412232/


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ラベル:おでん里
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2010年02月13日

uh-m うす井酒処のおでん

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“松江おでん通り”、そう呼ぶのはたぶんまだボクだけなのだろうが、

松江市役所と島根県庁の官庁街を結ぶとおりを勝手にこう呼んでいる。

その一角を占めるお店、これがうす井酒処だ。

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メニュー表。

この日は時化続きの凍てつく日でもあったので、魚は少ない。

だがそんな中でのチョイスにこだわりを感じるのはボクだけだろうか?

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まずは当然おでんで。

大根、豆腐、つくね。

豆腐はすでに味をしみこませてあるが、別立てで鍋で温めて出してくる。

よってこの通り真っ白。

好き好きはあろうが、こだわりのお店というのを感じてすぐに別の気になるメニューを追加注文(下記)。

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その前に追加で頼んだおでん。

卵と厚揚げ。

だしはやや薄めでいながら旨みと甘みを感じさせる上品な味。

ちょっとうなりたくなるようなじんわり来るうまさがある。

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さて気になるメニューの1つはエリンギステーキ。

これだけでもボリュームがあり、ヘルシーにおいしくいける。

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あとはぎんなん。

これ好きなんだよね。

お隣さんも食べてたし…(笑)。

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お酒は八海山と喜六(喜ぶは七七七)。

ちょいと2杯だったけど、こだわりにあわせてみた。


うす井酒処
島根県松江市苧町15
0852-31-0220
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005430638/007090700420849/
↑地図あり

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※たまっているお酒・おでんなどのヤマトシジミのネタをできるだけハイピッチで出していけたらと思っているところ。毎日飲んだくれている(爆)わけではないので、誤解の無きよう。
posted by ヤマトシジミ at 10:31| 島根 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

炉端だるま

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島根県の松江市、JR松江駅の南口から徒歩1分。

奥まった通路のところにある店、それが炉端だるまだ。

おでんを中心とした店ではなく、フツーの居酒屋なのだがそのリーズナブルさがお気に入りなのである。

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おでんは松江おでんらしく甘めの味付け。

ネタはやや小さめかもしれないが、いろいろ食べて行くにはかえっていい面もある。

意外かもしれないが、このおでんの売り切れが早い。

夕方にはもう満席に近くなってきて、18時にもなれば席がないこともよくある。

確実に入りたければ予約がよいかも。

それだけの隠れた人気店でもあるのだ。

豆腐、卵、しらたき…残り物だったりする(笑)

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お刺身盛り合わせ。

大将がやっつけて作っている感じが、小さな格闘をしているようでおもしろい、とは一緒に行ったmasaさんの弁。

飾らない地魚がフツーにおいしい…コレが結構無いことなのだ。

観光地に行ってがっくり来るところだったりするのだがその点でもお薦め。

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焼鳥も適当に盛り合わせて。

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天ぷら…野菜天が食べたかったんですよ、ハイ。

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どて豆腐は当店の隠れた一品、人気メニューだと思う。

(手ぶれでスミマセン、酔ってたかな??)


炉端だるま
島根県松江市朝日町452 コーポあおと 1F
TEL 0852-22-4911
営業時間 16:00〜22:00
http://r.tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32000022/

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2009年12月31日

おでんの すうちゃんはママの味♪

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松江市役所のほど近く、島根県警察、島根県庁とを結ぶとおりには、多くのおでんやと小料理屋が密集している。

ボクは勝手にここを

松江おでん通り

と呼んでいる。

残念ながら、今年の9月に財布に優しかった名店・初栄が閉店、引退されてしまったのであるが、それでもこの通り沿いにおでん屋が建ち並んでいるのに間違いはない。

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そのとおりのうちの1店、すうちゃんに入ってみることに。

カウンターは常連さん達でしめられており、端っこの方に座った。

お通しは白あえ。

家庭的な感じの味付けで落ち着く。

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お酒は熱燗で。

島根県は隠岐の島ご自慢の銘酒、隠岐誉をおいている。

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さて本命のおでん、「何か変わったものありますか?」とお姉さんに聞いたら、「特にはないですけどね。」

でもおでん種を数え上げてくれて、「里芋」のところで、「それっ!」と決めた。

他には見てのとおりの大根と牛すじ。

里芋は全国でも広範囲にわたって使われているようでもあり、特別珍しいネタというわけでもないようだ。

ジャガイモを中心に入れている地域からすれば、びっくりされるネタでもあるようである。

ちなみにボクの家でジャガイモが入ったのはずいぶんと大きくなってから。

だからもともとの松江おでんは里芋が中心だったのだろうと推論している。

おでんのつゆの味は濃いめの醤油ベースで結構砂糖、みりん系の味も感じさせるもの。

松江の家庭風の味の典型例といっても良いかもしれない味つけで、これは常連客がつくだろうなと実感。

庄助ほど濃厚なつゆではないが、同方向の味という区分は少し雑な分類だろうか?

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追加でシュンギクも注文。

別皿でたっぷり、の盛りつけは、初めて見るタイプかな?

結構しっかりとゆでていたのは、つゆを吸わせるためなのだろう。

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メニューはこのとおり。

これで1700円ぐらいだったが、大根が大きく、結構おなかがふくれた。

逆算するとお通し料は500円ぐらいかな?

リーズナブルなお値段のメニューも多いのでもう少しいろいろ食べて見るとおもしろいかもしれないと思った。


すうちゃん
島根県松江市西茶町1-26
0852-23-2806
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005434006/

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posted by ヤマトシジミ at 09:22| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

松江(日本)の夏 おでん有楽の夏

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急に飲みに行くことになって、「どこにする?」ということでやっぱり有楽。

メンバーはBaghdadさん、Fatcowさん、それにMonsieurさんと国際色豊かなメンバー?

んで、とりあえず生ビールとおでん。

やっぱり松江の夏はおでんに限ると言うことで一致。

大根、すじ、豆腐つみれはヤマトシジミ。

<過去記事はコチラ>
http://oisi-nandarone.seesaa.net/article/115638200.html
2009年03月14日 おでんは有楽 有楽おでん(1) 

http://oisi-nandarone.seesaa.net/article/115635785.html
2009年03月15日 おでんは有楽 有楽おでん(2) 

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大根、巾着、すじはMonsieurさんだったと思われる。

この巾着を見てボクのリピートが決まる。

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ロールキャベツとすじはFatcowさん。Baghdadさんのは写真が不発。

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ボクはリピートで豆腐、巾着、卵。

山椒味噌がとてもうまいので、酔いの回ったこともあり、たっぷり載せる。

おかみさんは「ゆずみその方がおでんにはあうのよね」と「おいしい」っていってんのに謙遜されてしまう。

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きゅうりとミョウガの酢の物、タコ頭入り。

高正宗→高津川(扶桑鶴純米)→扶桑鶴純米とお酒が進む。

Baghdadさんは高正宗上撰冷やしてがお気に入り。

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小イワシの煮物。

Fatcowさんが「これこれ!」と黒板を見た瞬間からうきうきしている。

さすがのナイス・センス。

一同、こりゃあうまいね、と舌に尺玉ではないが花火が咲いた気分になった。

サバとサンマの酢締めが撮影漏れだったのが残念。


有楽
島根県松江市殿町352
0852-21-2687
【「松江 おでん 有楽」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
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業務連絡です。
→まささあん、ここんとこ、失礼続きですがまたのお越しをお待ちしていますよ!
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2009年07月25日

おでん庄助 ふたたび

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おでんといえば冬というのは間違いなく相場なんだろうが、こと松江ではそうでもない。

<過去記事はコチラ>
2009年04月26日 巨人 大鵬 おでん庄助
http://oisi-nandarone.seesaa.net/article/118152393.html

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ちょっと一杯軽くいいもの行きますかとなれば、クーラーのキンキンに効いたお店で生ビールをぐいっと行きながら、やっぱり松江おでんということになっちゃうのである。

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今回も軽く一杯ということで、だったっけ?

一緒に行った人の皿も撮影させてもらってのこの3枚。

醤油くさくて甘めのだしが梅雨のだるさにも効くのである。


庄助
島根県松江市八軒屋町16
0852-21-4238
【「松江 庄助」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%9D%BE%E6%B1%9F%E3%80%80%E3%81%8A%E3%81%A7%E3%82%93%E3%80%80%E5%BA%84%E5%8A%A9&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt


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2009年05月03日

徳平食堂はおでんのホームラン王です(2)

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徳平食堂は松江おでん、ラーメン、そしてホルモン鍋だけではないのだ。

<過去記事はコチラ>
2008年05月02日 徳平食堂(松江おでん)
http://oisi-nandarone.seesaa.net/article/95399905.html

Fさんおすすめのハンバーグ(定食)までは手が出せず残念だけど、かなり触手があちらこちらに。

まずは鯖のタタキにナマコ酢。

さりげなくいい仕事してます。

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豚足にローストポーク。

豚足はペッパーの利かせ加減に妙味あり。

ローストポークは同行の味にうるさいでらほーや君(27)絶賛!!

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本命の松江おでんパートU。

しょうゆベースですじ味噌入りのおつゆは大根にも、豆腐にも、練り物にもよくあう、

いつでも思い出せる個性的な味。

おかみさんから隠し味のヒントをもらったのだが、超常連のおじさま方はすでにご存知なのかもしれないね。

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徳平食堂で、松江おでんを喰らわば、ラーメンまでの格言のとおり、さらにとどめを。

焼酎も1.2升を空けているので、プチつきじろう(さん)級か?

automobileさんにそそのかされて半チャーハンまで。

(あっ、これ単なる言い訳です。)

最近の飾り気だらけで、進化といいつつ逸脱気味のラーメンより、徳平食堂のラーメンのほうが本来の味のような気がする。

ほんとにごちそうさまでした、だんだん。


徳平食堂
島根県松江市中原町98
0852-24-0677
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005433409/

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2009年05月02日

徳平食堂はおでんのホームラン王です(1)

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久しぶりに徳平食堂を訪問。

今回は仲間内でしっかりと・・・。

<過去記事はコチラ>
2008年05月02日 徳平食堂(松江おでん)
http://oisi-nandarone.seesaa.net/article/95399905.html

ローカル映画化(バタデン)が予定されている一畑電鉄の松江しんじこ温泉駅が向こうに見える。

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おでんなべの様子とおしながきの黒板。

おでんねたの金額が明記されているのは、松江のおでん屋としては珍しいほう。

これは他のおでん屋も真似してほしい方向性。

わたくし、こういうおしながきを見ると特においしいネタが光って見える(ウソ)。

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大将おすすめのホルモン鉄板鍋(要予約)。

おでんもいいけど、これもいい!!

2人前からなので何人かで行くときだけになりそうだけど、これは癖になりそう。

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仕上げにめんを入れる。

これがまたなんとも・・・。

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さて本題のおでん。

6人で行ったこともあり、盛り合わせで。

残った濃いつゆをさらげたの図が2枚目の写真。

徳平食堂ワールドの真骨頂はまだまだ続くのである。


徳平食堂
島根県松江市中原町98
0852-24-0677
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005433409/

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2009年04月26日

巨人 大鵬 おでん庄助

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松江大橋南詰(南のたもと)にあるおでん屋といえば庄助。

松江おでん定番中の定番と言ってよい店だろう。

とても流行っている店でもあり、以前は古〜いおでん屋らしい建物だったのだが、

今は立派な建物になっている。

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閉店間際に入ったので、おでん鍋はがらがら。

お店のおかあさんにも「開店直後じゃなくちゃ絵にならんよ。」

そう言われたのだが、いかに流行っているのかが分かる絵として一応アップ。

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まずは、イワシのつみれ、しいたけ、えりんぎ。

イワシのつみれは「魚団」とはよんでないそう…。

出雲弁でいうと「わ(我)の勝手」という言葉があるのだが、めいめいがマイペースでいる様を表す。

松江おでんの店は、それぞれが個性を持ち、こだわりを持っているのだが、

共通の特性を出そうとしない。

まさに「わ(我)の勝手」なのである。

それもまた良しなどと一人合点したりする。

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エノキ、豆腐ハンバーグ。

「豆腐つみれじゃないの?」と聞くと、

「いんや、豆腐ハンバーグって呼んでるんです。」

こんな所も根強いオールドファンがいる源泉となっているんだろう。

味付けは、それこそ松江らしい甘めの味付け。

みりんかな、砂糖も少々あるかな、それとも松江の甘めの濃口醤油の蓄積かな?と考えてしまった。

濃厚なしょうゆくささはやはり松江おでん。

キノコ類がふんだんにあったのがこの日の特徴で、ソーセージも食べたかったのだが

梯子酒ということもあり、断念。

お酒は隠岐誉を冷やのコップ酒で。

これで、2名で2000円弱。

外は市内では有名な大橋川南詰の桜が咲き乱れていた。


庄助
島根県松江市八軒屋町16
0852-21-4238
【「松江 庄助」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
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posted by ヤマトシジミ at 23:59| Comment(4) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

串かつや おでん一品料理かぶと外伝

090315kushikatsuya.JPG 090315kabuto.jpg
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右の写真、右端に見えるのが串かつや。

かぶとのすぐ脇にある。

ついついやってしまうのが、かぶとでかるくおでんと一品、そして梯子酒。

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店内の様子。

かなりアルコールが入っていたもので・・・写真が・・・。

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串カツは、大阪と違って2度漬け禁止ではない、マイソース式。

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こんな締めをしているようでは・・・。

カイワリに写真でばれて(当然ですが・・・)正座させられたことは、言うまでもありません。


串かつや
島根県松江市東本町2丁目2
0852-21-7686
【「松江 串かつや」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
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posted by ヤマトシジミ at 18:00| Comment(2) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

男は黙って金兜(かぶと)のおでん

※店名「かぶと」は金へんに兜(かぶと)
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またもや閉店間際に訪れた金兜(かぶと、以下「かぶと」)。

無理を言って一杯だけやらせてもらう。

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おでん鍋、これも無理いって撮らせてもらう。

今日はお客さんが多かったらしい・・・というのが見て取れる。

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ここも兵(強者)どもが夢の後か?

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つきだしが海老の煮付け。

味付けが何とも松江らしい醤油の味がする。

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カンパチのお刺身(だったと思う。)

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ダイコン、つみれ、ジャガイモ。

熟々に煮込まれている。

気の良くとても優しそうな人柄に見える大将は

「閉店間際だからごめんね、見栄えが悪くてね」というが、こちらはこういうのが狙い。

かえってありがたいとはこのこと。

こういうのには滅多にありつけないのだから・・・。

上品なそれでいてやはり醤油のきいただしがしっかりどっぷりしみこんで、これはこれで絶品。

コップ酒(豊の秋)1杯で1000円。

ひょっとしておでんの大半はサービスしてくれたのかな?

こんな紹介振りで申し訳ないのだが、また日を改めて訪れたい。

ここはきちんと予約しておくと一品も腕をふるってくれるお店なのだから。


金兜(かぶと) おでん・一品料理
島根県松江市東本町2丁目2
TEL 0852-26-3921
【「松江 かぶと」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
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※次回はかぶと外伝を。
posted by ヤマトシジミ at 18:00| Comment(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

やめられないとまらない やきとりおでん 千

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松江にはこじんまりとしたやきとり屋さんが目立たない。

恐らくは松江おでんのおでん文化の裏返しなのだろうと思われる。

さて、孤軍奮闘その両方がおいしく味わえる貴重なお店、それが千なのだ。

まささんに今度誘われたら行こうかな、と思っている最有力候補の一つのお店でもあったりする。

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入り口から見たお店の風景。

この日はこれまた超常連、超ベテランの2人の方に連れられてなので思い切り楽しませてもらった。

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まずはおでん鍋、いい感じです。

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私はおばんざいが並べてあるお店が好みである。

目でも楽しめ、楽しくなる。

赤貝(サルボウ)、マカロニサラダ、海老の煮付け(モロゲではない)、なます。

豚キムチ、里芋の煮た、アジ南蛮漬け、アラメの炊いた。

小松菜煮浸し、糸こんきんぴら、イワシの煮付け、干物(ウルメ丸干し、スルメ、エイヒレ)。

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おでん第一弾は、ダイコン、牛すじ、魚団。魚団はいわしごぼう。

魚団は大将お勧めのもの。

こういうときには、勧められたものを食べてみるのが私の流儀。

いろいろなことがわかるからでもある。

第二弾は、イカ串、鳥つみれ、巾着。

目でも舌でも楽しめる代物であった。

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鮒の糸づくり(こまぶり)はご当地では定番とも言えるもの。

焼き鳥と豚キムチ。

お酒はご当地の雄、李白の燗。

このお酒も松江おでんとの相性がよい。

超常連の2名とも「これでなきゃいかん」との御宣告。

その後、焼酎お湯わり少々。

3人で締めて9000円ちょっとは、一応1人3000円。

かなり私の割り勘勝ち、また超常連さんに連れてもらったので、値段は強めの追い風参考。

千さん、ごちそうさまでした。


島根県松江市末次町33
0852-24-4088
【「松江 千」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
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ラベル: 松江おでん
posted by ヤマトシジミ at 19:00| Comment(2) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

それにつけてもおでんは やまいち

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閉店前にいったので、看板がうまく撮影できず。
(やまいちさんごめんなさい!)

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お店の中はこういう感じで、目を惹くメニューが並ぶ。

おでんに限らず、一品(珍味)もとても充実していておいしいお店。

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限られた時間なので、早速おでんを頼む。

ダイコン、卵、里芋、巾着。

おでんの終盤なので残っているものの中で、だしを吸っているものを中心にしてみた。

色はやや薄め、あるていど塩を効かせているのだとも思うが、やはり松江おでん。

醤油にはかなりのこだわりを持っているのを教えてもらったが、これは企業秘密なのでアップできず。

知りたい方はまずは食べてみて、そして常連になったら・・・教えてもらえるかな?

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もう一品ということで、しめ鯖。

なかなかいい。

これにコップ酒1杯で約2000円弱なり。

*******************************

さて、やまいちさんに限ったことではないのだが、松江おでん屋さんの特徴に、値段表示がないところが大半というのがある。

これは常連さん向けへの配慮というものもあるのだが、一見さんとしては入りにくい要因ともなっている。

また実はおでんの具を手作りでされているところもあり、またその具も大きめ。

こうしたことから1品が高いこともあり、若い人などが「うまい、うまい」と次から次へと食べ、一品・珍味をたくさん注文した場合、締めてみると結構な金額になっていた・・・、ということもままありうる。

こうしたことから、その店の常連になるまでは次の4つをお勧めしたい。

(1)注文の時に金額の確認をすること。

(2)予算を事前に聞くこと。また、自分の予算をあらかじめ告げ、超えそうになったら止めてくれとはっきり伝えること。

(3)一品、珍味を食べ過ぎないこと。
 おいしい店はそれなりに原材料費が掛かっているものである。

(4)できれば知り合いの紹介で予約してから行くこと。


(1)(2)を無粋と思われるようであればこのやり方をお勧めしないが、現代にあった飲み方として、こういう明朗会計を求める客のあり方・・・、私はありだと思う。

また、2010年におでんサミットを控えている松江おでん屋のありかたとして、一見さんに対する対応は松江おでん業界、そして松江市役所の今後の課題と考えているが、いかがだろうか?

やまいち
島根県松江市東本町4-1
電話 0852-23-0223
【「松江 おでん やまいち」をキーワードにYahoo!検索、地図あり】
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2009年03月15日

おでんは有楽 有楽おでん(2) 

<おでんは有楽 有楽おでん(1)のつづき>

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お腹も温まってきたので冷や酒とする。

お酒は隠岐酒造の高正宗の上撰と佳撰。

高正宗は隠れた銘酒といって良い、安く、そしてきりりとうまい酒である。

上撰は常温(ひや)に向くが、佳撰は冷やしての方が飲みやすい。

このことから、私は上撰が好みでこの日も上撰を中心に飲んだ。

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女将さんは、表面張力でおっとっとというところまで、一拍子で注ぐ。

これはほとんど芸と言って良いレベルの見応えある技。

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島根県浜田名物の赤天、赤貝の煮付け、カタクチイワシの煮付け。

赤天はまささん向けに。

OKYさんはさすがに常連だけあって、オーダーに迷いがない。

「赤貝の煮付けは絶品なんです。」

この言葉にウソはなかった。まささんともども納得。

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ミズダコの頭の刺身、それからまささんの特別オーダー、ダイコンのスライス。

これはおでんにつけるふきミソがあまりにおいしくて、まささんが頼んだもの。

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最後にもう一度、おでんを。

里芋、白ネギ、黒田セリ、春菊。

普通は黒田セリと春菊が同時に出ることはまずないが、特別比較用に用意してくれたもの。

里芋が見えやすいように、セリと春菊をどけたので、盛りつけはこんなのじゃないのを一応お断り。

さて、これだけおでんも一品も頼み、お酒も飲んで締めたら4千円に届かなかったと思う。

たくさん飲んだので定かではないが・・・。

このお店の評価は・・・、おでんは有楽 有楽おでん(1)から読んでれば多くを語る必要は無いですな。
<続編ありやなしや>

有楽
島根県松江市殿町352
0852-21-2687
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2009年03月14日

おでんは有楽 有楽おでん(1) 

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まささん、という人と知り合った。

年齢、職業など非公表。

この人、毎日のように全国を飛び回っている、超多忙といって良い人。

裏を返せば、全国のおいしいものをホントによく知っている人でもあり、お話しを聞くにつけ勉強になる。

本人、いたって自慢しない人なのでその知識を聞き出すのは大変なのだが(笑)。

さて、このまささん、「島根県松江って、値段の割に高いというか、いい飲み屋がないんですよね。」

本人、いたって素で言われたのだが、これは私に対しての挑発なのか?(笑)。

今度の機会に有楽(ゆうらく)にいっしょにいきましょうということに相成った。

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この日のおでん鍋の様子。

私はさほど常連ではない。

常連さんもおられるからと本来ならカウンターを遠慮するところだが、常連のOKYさんも同席してくれたので、ちょっと安心。

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まずは四の五の言わずにおでんを頼む。

だいこん、魚団(ぎょだん=つみれ)、豆腐つみれ、牛すじ、そして黒田セリ。

本日の魚団はオキギス(ニギス)の自家製ミンチ。

この濃くてすんだつゆは松江おでん本流の真骨頂。

お酒は初手はお腹を温めるために、燗で豊の秋上撰。

じつはこの豊の秋、燗して松江おでんと合わせるためにあるようなお酒といっても良い。

相性抜群は、まささんも同意見。

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女将さんと女将さん自慢の娘、若女将。

若女将の美貌に釣られて、飲みに来るようじゃまだまだ・・・、などとプロの居酒屋ライターなら書くだろう。

ところがどっこい、ウン十年もの常連さんたちはこの若女将のいる20時頃までに集中するんだな、これが。

なじみになるまでは、この常連さんたちが少しはけてから来るというのもコツなのかも。
<つづく>

有楽
島根県松江市殿町352
0852-21-2687
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2009年03月08日

酒匠斬鉄 島根の地酒を飲むならここだ(1)

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JR松江駅構内にある酒匠斬鉄に行った。

店長の三谷尊文さんは地元の新聞、山陰中央新報にもお酒の連載記事を書いておられる地元有名人でもある。

共通の友人からぜひ行くように勧められたのがそもそものきっかけ。

もんじゃ焼き・お好み焼きと日本酒の組み合わせ、そのココロはなんだろう?と思うが、店の入り口のポスターは良い意味で自信と挑発的なものを感じさせる。

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店の壁はこのようにぎっしり。

書いてある言葉が実におもしろく、私のお気に入り。

これを酒の肴の一部として楽しむのも良い。

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お品書きはこんな感じ。

とにかく島根の地酒のラインナップは圧巻!!

店長からお酒の話を聞きたければ、なんでも教えてくれると言って良い。

ただし、繁盛しているのでほどほどに。

ウリであるはずのお好み焼き・もんじゃ焼きは食べなかったのだが申し訳ない。

またの機会のお楽しみとしたい。

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干物盛り合わせを注文。

恐らくは泉屋商店のものだろうか、ししゃもは別としてアジ、ノドグロ、イワシはお酒との相性がよい。

それと写真撮り漏れだが、サービスでおろしダイコン一盛り。

斬鉄の名前の醤油、よく見ると平野醤油の二段仕込み。

これをちらり、ちらりと垂らして食べる・・・これもお酒に良くあう。

↑こうして整理してみると、ほとんどお酒だけ飲んでるイヤな客だなあ・・・。

なお、飲んだお酒は今までの記事に過半数を載せたので割愛。

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実をいうとお勧めなのがこのおでん、1品100円。

これは紹介してくれた友人nob#が勧めてくれていたのだが、まさにそのとおり。

さりげなく、松江おでんらしい味を出している。

専門店ではないので、手間暇を注ぎ込んだものではないと思うが、センスの良さが感じられて、実においしい。

お昼からやっている店でもあるので、島根県松江の観光の締めに、あるいは出張で日程が許せば、その帰り際に、松江の思いでの締めくくりとして利用しても良いかもしれないお店なのである。

松江おでん探訪としてはいきなり変化球からの出発としたが、この年度末の多忙の折、どこまで紹介できるか、こつこつと、こっそりと自分なりに頑張ってみようと思っているところである。

お時間がよろしければこんな駄文、駄ブログにおつきあい下さい。


ブログエイエイオー しまねの日本酒を全国に
ワルサーP38、斬鉄 三谷尊文さんのブログ
http://www.tmblog.jp/?id=1029

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2009年02月17日

家庭で作る松江おでん(風)(6)最終回

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だんだんと醤油の色が濃くなってくる。

でもぜんぜんまだまだ。

醤油臭さは出始めたものの、何とも言えないバランスにはほど遠い。

「松江おでん」探求の奥は思ったよりも深いのかもしれないと感じ始める。

しかしおでんつゆは澄んでおり、いい感じに仕上がってきている。

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これが5日目のようす。

だしもタネも継ぎ足し継ぎ足しを繰り返している。

ほんのすこしだけ、おでんやさんぽくなってきたかなとも思うが、手前みそか?

ちなみに味噌は、前述の金山寺みそにふきのとうを加えてふき味噌に。

お父さん方はこの話だけでも日本酒が飲みたくなりますよね。

ここまできて、お嬢もカイワリも「飽きた」といわなくなってきた。

日々おいしさを増し、変化していく「松江おでん」(風)に対して、次はどうなるんだろう?という興味の方が大きいようである。

他のおかずも食べつつ、ダイコンを中心におでんもつまむ・・・、こういった食べ方になってきている。

ちょっと大人のおでんの食べ方を「食育」できたのかもしれない。

といっても、何の役にも立たない、むしろ有害な「社会教(食)育」なんだけれど・・・。

それもこれも「食育」というワード自体の有害性から来ているのかもしれないのだが・・・。

kanro3.jpg
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6日目に向けてとどめである最終兵器を投入する。

本醸造の米田醤油に加えて、色調整でさしみ(さいしこみ)醤油「甘露」を投入する。

本醸造をやや弱めに入れておき、色だけ見ながらさしみ(さいしこみ)醤油「甘露」を投入するのだ。

おおよそ、大さじ一杯で十分だろう。

その後本醸造で醤油加減を調節するのだ。

なんと痛恨な事に、写真が見あたらない。

撮ったはずなのだが・・・。

これは神様がもう一度やりなさいといっているのかもしれない。

文字だけになるのだが、濃厚な醤油色・・・いうならばへか焼きですこしだけ煮詰まったのというか、澄んだすき焼きのタレにどぼんとおでんがあるようなそんなおでんになった。

カイワリは「これは食べられないわ」というのだが、「騙されたと思って食べてみ。」と諭す。

「こういう味付けがあるとは思わなかった」

これがカイワリの偽らざる感想である。

かえっておでんの売れがよく、ちょうど良い感じでおでんつゆを少し残すのみとなった。

そのつゆは、煮物に少々、大きく割って次の鍋(今度はハクサイの消費が課題である!)の元だしにと使われた。

カイワリがとてもうれしそうに使ってくれたのがうれしかった。

我が家で2009年版の松江おでん(風)が一応の完成を見た瞬間である。

6日間食べ続けたので、あえて6回に分けたシリーズとした。

この「松江おでん」(風)はこの数年でも満足度の高い食べ物ができたと感じている。

さて最後にもう一度家庭でおでん(別に「松江おでん」でなくても良い)をつくる際の注意点をまとめておきたい。

1.できれば数日間続けて食べるように持って行く。
2.最初は酒塩バージョンで、途中から醤油バージョンで。色をだんだん濃くしていくと良い。
3.具ごとに煮る。煮たあとはパッドにとって冷やしておく。
4.おでんつゆは毎日仕舞いにこして、継ぎ足しし、沸騰させておく。
5.タネも上手に継ぎ足して変化をつけるとさらに楽しい。

さて、2月の異常な暖かさの次にはまた寒さが来ている。

お花見までは楽しいおでん、できれば「松江おでん」の要素を取り込んで楽しんではいかが?

<松江市内のおでんやさん探訪 '08〜'09へと続けられるか?>

米田醤油店
島根県松江市東本町3丁目58
0852-21-3591
http://www.ncn-k.net/aquamare/syouyu.html
http://ssl.web-sanin.jp/~shop-yoneda/cgi-bin/shop/view.cgi?v=3&kjc=85&ctg=1800&page=1#85

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2009年02月16日

家庭で作る松江おでん(風)(5)

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前回記事のお皿に載っていたのがこの大東こんにゃく組合 「おでんこんにゃく」である。

その前のこんにゃくは同社の板こんにゃくを使っていた。

ネーミングがおもしろいということでカイワリの一存でかったものなのだが、形に変化があっておもしろい。

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ふんわりたこボールは寿山商店のもの。

これを加えたのは4日目なのだが、ボクの口には到達できず、カイワリとお嬢、特にお嬢がぱくぱくと食べてしまったのらしい。

食べ物の恨みは一生ものである。

親として躾を誤った・・・、これからは厳しく対処していかねばなるまい。

ということで、お嬢は覚悟しておくようにちっ(怒った顔)

まあ、そんなこんなもおもしろネタや、風変わりネタを入れられるのもおでんの楽しみ。

ベース(おでんつゆ)をきちんと作ってしまえば、あとは楽しく作ればよいのである。

ところでこのネタの選択、カイワリによるものなのだが、これはいいところをついている。

おでんをやってみるとわかるのだが、ネタはだしを外に出すのが得意なネタと、だしを吸うのが得意なネタの2つに大別される。

牛すじ、つみれ(魚団)、イカなどはだしを外に出すのが得意なネタ。

ダイコン、こんにゃく、厚揚げ、とうふ、芋類、卵、たこなどは吸うタイプ。

揚げ物は中間系なのだが、そこにタコがあるというのは着眼点が良いと思う。

また、おでんはだしを吸うものを楽しむというのが本来のあり方なのだと思うし、だからこそ我が家ではダイコンの大量消費につなげているのだ。

さて、ここまで来ると、今回バージョンとしての完成形に向かっていくことになる。

090126yonedahonjouzo(1).jpg 090126yonedahonjouzo.jpg
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さてさて、4日目の味には米田醤油の本醸造醤油を使った。

最近ではこの醤油が我が家のメインである。

といっても、まだまだ我が家には地醤油のストックが7〜8銘柄ある。

ぼうずコンニャク師匠をして「地醤油フェチ」と言わしめたわたくし。

本当はそれほどでもないのだが、最近の島根県の地醤油の味や方向性の変化で一部おもしろいものがあるから、ついつい試したくなってしまうだけなのだが・・・。

米田醤油本醸造の優れているところは、まずは味と価格面のバランス。

発酵の止めにアルコールが微量添加されているのだが、その他は全く無添加。

非情にストレートな味である。

くせはないわけではない・・・、というのも蔵つき酵母を利用した原始的な造りでもあり、本当の地醤油の、つまり松江に古くから伝わる濃厚さを自ずと醸しているからである。

色は時間経過とともに濃口のそれへとなっていくのだが、当初は薄口として使える。

我が家では使用量を考えながら、同じ醤油を薄口で使い、色が付き始めたら濃口専用にまわし、新たなものを薄口として使ったりとローテーション実験中である。

こういうのがおもしろく、「おいしい」のである。

お店に行っても頼まないと出してくれないのだが、こういった醤油を使う人が増えてくれることを願っている。

<つづく>

有限会社 寿山商店
島根県八束郡東出雲町揖屋2510-6
TEL: 0852-52-2331
http://www.juyama.jp/

米田醤油店
島根県松江市東本町3丁目58
0852-21-3591
http://www.ncn-k.net/aquamare/syouyu.html

http://ssl.web-sanin.jp/~shop-yoneda/cgi-bin/shop/view.cgi?v=3&kjc=85&ctg=1800&page=1#85

大東こんにゃく組合
雲南市大東町遠所1116-1
tel:0854-43-6010
http://www.tokusen.info/nousan/0046/index.html

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posted by ヤマトシジミ at 22:33| Comment(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

家庭で作る松江おでん(風)(4)

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撮影用にてんこ盛りにしてみた。

熟々(じゅくじゅく)のダイコン1つだけというのは我が家ではあり得ない。

この具に対して、5〜6切れのダイコンを消費することになる。

090126oden (6).jpg
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酒塩のおでんつゆにだし汁をつぎ足ししていくと、当然味が薄くなってくる。

これに酒と塩を足していくのだが、3日目に向けて醤油を足していく。

まずは、平野醤油の薄口醤油。

残念ことだが、島根県、特に出雲地方には本当の薄口醤油は存在しないと言って良い。

ほとんど全てが調合醤油なのである。

こちらの地の味というか、醤油の好みからして濃口ならばまだしもというところはあるが、薄口本来の使い方ができるものはないのである。

平野醤油はもともと実力を持っているので、地元の味(嗜好)に合わせていると聞く。

できれば外向け商品も作ってくれるとうれしいな。

我が家にあった平野醤油の薄口醤油、そういう事情であまり薄口醤油を使わないことから、少し時間が経って色が濃くなっている。

かえって都合がいいやと、しっかりと使う。

松江おでんとしては色目がやや上品すぎるのだがいい味が出た。

これが3日目の味である。

だしがさらに乗ってきたのにあわせて、松江の地醤油によるまろやかさが加わってきたのだ。

調合ともとのおでんつゆの分だけ、酒の量を手加減することも忘れずに。

ところで、実は松江おでんの生命線はこの「醤油」なのである。

松江のあるおでんやでの内緒話なのだが、使い続けてきた醤油を作ってきた老舗が高齢化で廃業したんだそうである。

そのおでんやは別の醤油屋に「どこどこと同じ味のものを作ってくれ」とオーダーしているのだそうだ。

そしておでんの味を変えないようにしている。

おでん屋の話もその醤油店の話もいい話だなあ、と思った。

090126oden (11).jpg
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だんだん醤油の色が出てきているのだがつゆを濁らせないでいる。

先ほどの話と逆に、家庭でおでんを楽しむ際には、いろんな地醤油の組み合わせを楽しんでみるのをおすすめしたい。

どうやっても夏場もずっと継ぎ足しを続けている松江おでんのおでん屋にはかなおうハズもないのだ。

おでん屋ではできないいい意味でのオリジナルな楽しみをしてみようではないか?

平野醤油
島根県松江市中原町153 
TEL:0852-21-3549 


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posted by ヤマトシジミ at 07:48| Comment(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

家庭で作る松江おでん(風)(3)

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酒塩で食べて2日目。

味が乗ってくる。

1日目が終わった時点では、具がパッドに、そしておでんつゆが別の鍋に・・・の状態である。

さて1日の最後におでんつゆ調整する。

鍋の底にとどったものを網できれいにすくい上げる(場合によっては鍋から鍋に移しながらこす)。

だし汁をつぎ足し、酒と塩(醤油味の時は醤油)を加える。

そして沸騰させる

必要に応じて、アクや余分な脂をとる。

こうすることで、おでんつゆを劣化させることなく、何日でも持たせることができる。

この課程が極めて重要なのだ。

なおおでんつゆに具を入れたままだと、必ずおでんつゆは濁っていくし、具も劣化が早い。

翌日、我が家の食べ方では、おでんの具のダイコンがほぼなくなっている。

そこでおでんつゆの一部を使って圧力鍋でダイコンを煮る。

あとはダイコンをパッドにとり、おでんつゆは元のものにもどして調整する。

圧力鍋を使うと、本当はダイコンに火が通りすぎるのだが、こうすることで当日中にしっかりしみこんだ熟々のダイコンとすることができ、バランスが取れるのだ。

090126atuage.jpg
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なお使用している厚揚げは今回は角久さんのもの。

おでんのたねについて、高すぎる物を使うのはどうかなと思う。

だしと組み合わせの妙味、いろいろなものが混在しているからおもしろいし、それをまとめ上げる塩加減、醤油加減がたのしいからだ。

角久さんは、コストパフォーマンスが高い、まじめな普段使い向きの商品でおすすめである。

さて2日目も過ぎると、お嬢が「飽きた」などと騒ぎ出す。

ここでやっと「松江おでん」(風)の真骨頂、醤油を入れはじめるのである。

<さらにつづく>

角久
島根県安来市安来町1296-3
0854-23-2441
http://www.chusankan.jp/Brand/00000518/


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posted by ヤマトシジミ at 22:55| Comment(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

家庭で作る松江おでん(風)(2)

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前回に続いて、我が家の松江おでん(風)のご紹介。

【松江おでんスタイル2008年3月30日現在】
○濃口醤油で醤油くさいぐらいの濃厚なつゆ。でもつゆが澄んでいる。
○だしは、アゴ(トビウオ)だし、アジだし、サバ節だしなど。魚のアラを煮たアラ汁などを
 継ぎ足ししていることもよくある。
○薬味は味噌。合わせ味噌または白味噌。砂糖、みりんで甘く仕立ててある。
 練りからしを練り込んであるものも。「すじ味噌」といってすじを味噌煮込みしたものを
 おでんの上にかけるスタイルも。
○牛すじを入れている。
○練りもの、揚げ物が占める割合が大きい。―――はんぺん、天ぷら(平てん)、かまぼこ、
 ちくわ、あご野焼き、つみれ、つくね―――これが旨みを強化している。
○イモはジャガイモよりもサトイモ。
○黒田セリが入っている。代用品としてシュンギクが入っている(今はこれが主流)
○きざみネギを散らすことが多い。

これを全て満たす必要もない。

季節によってクリアできない条件も多く、また店による個性もある。

今回の我が家の松江おでん(風)は、以下の具を当初使った。

・ダイコン
・牛すじ
・コンニャク
・卵
サトイモ
・とうふ
・厚揚げ
・練り物(平天、丸天、ごぼ天、かまぼこなど)
・れんこん
魚団(アジ、イワシ)
黒田セリ
シュンギク新芽
下線は特に特徴と言えるもの。

090126iwashitsumire.jpg 090126ajitsumire.jpg
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魚団というのは、本当はつみれのさらに大きなもの。

魚の団子から来ていると思われるが、なんだか音の響きがバクダンのようにも聞こえておもしろい。

我が家のは、数を稼ぐ関係で普通のつみれの大きさのものを作ったが、一応「魚団」とする。

魚のミンチを舐めてみて塩加減を確認の上、必要な塩を加えてボールで適度に練り、手で握って親指と人差し指の間から、にゅるっと出てくるのをスプーンですくってまとめるだけ。

浜橋商店はあごのミンチも出している、鳥取・島根(境港近郊)では定番の商品なのだが、この時期はさすがにあごは多数獲れないことから見かけないため、アジとイワシを使用。

ネギを混ぜた方が見栄えと風味が増すのだが、今回は「サカナ」という感じを大事にしたくてあえて入れなかった。

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色目が薄いのは、あえて「醤油」ではなく「酒塩」としたため。

これが後々生きてくる。

ほんの隠し味程度に平野醤油の白醤油を垂らして色とまろやかさを調整している。

だしは昆布少々のあごだし。

初日のため、すじから出た油がかなり浮いているがこれはそのまま活かす。

おでんつゆを圧力鍋から移し、パッドから必要な具を温めよう鍋に移す。

本格的にやるならば、おでん温め器がよいのだろうが、普通のカセットコンロと鍋でよい。

弱火でコトコト・・・やってはならない。

コトッと言わないように極弱火で、あるいはコトッといいそうになったら火を止めて、適温で温めるのだ。

下ごしらえをして、パッドに乗せてある間にも(冷蔵庫などに入れておくのだが・・・)つゆは染みて熟成が進んでいる。

火を加えて煮るだけが能ではないのだ。

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コンニャクの上に乗っているのは、我が家特製ブレンドの柚子胡椒入り金山寺みそ。

ぜひ拡大してご覧いただきたい。

こんな感じでダイコンをあくまでも中心にたべていく。

我が家で松江おでん(風)をやると、40cm長のダイコンが1日に1〜1.5本消費されていくのだ。

当然、おでんつゆへのだしの継ぎ足しだけでなく、ダイコンの継ぎ足しが必要になる。

これを短時間の調理でエコにやるには、ダイコンを圧力鍋で煮る必要が生じるのである。

<つづく>

浜橋商店
鳥取県境港市昭和町9-5
(仲卸センター内)
TEL:0859-47-0275 
http://www.sakaiminatouo.jp/shop02.html


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posted by ヤマトシジミ at 10:32| Comment(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

家庭で作る松江おでん(風)(1)

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ずっと止まっていた松江おでん探求の手始めに、家庭で作るおでん、一応松江おでん風のものを掲載してみようと思う。

松江おでんの定義については定かではないが以下のような感じ。

2008年03月30日 第10回おいしいってなんだろね?会議
http://oisi-nandarone.seesaa.net/article/91639713.html

さて冒頭のおでんはカイワリがブログ用にと気を使って盛りつけしたものだが、これはわたし的には失格である。

えっ!?と思われる方もおられるかもしれないが、これは我が家の特殊事情による。

我が家は畑でダイコンをたくさん作っており、1月頃にはどうやってこのダイコンをできるだけ自家消費していこうか?という工夫が必要になる。

この際に大きな力を発揮するのが、「松江おでん(風)」なのだ。

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我が家の特殊事情として、おでんをする際には、ダイコンの消費促進を第1に考える。

このためダイコン以外のおでんだねを食べるためにはダイコンを一切れ必ず食べること・・・といった“鉄の掟”が作られる。

また、せっかくおいしくなっただしを無駄にしないよう、おでんをはじめれば最長1週間程度続けることになる。

こういった事情をクリアしていかねばならないのだ。

このため、自分の食べる分量だけを、温め用の鍋に移して温めて食べるというやり方をするのが正しい。

ちなみに写真の左側はシュンギク、右側は黒田セリが乗っている。

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手順としては、まず昨日のあごだしの記事にあっただしを多めに作る。

そのだしと塩と酒と牛すじを圧力鍋に入れ、20分程度圧力をかける。

アクを取って、次にはダイコン、次には・・・という形で火の通りが同程度のものしか一緒に入れないようにして、圧力をかけたりかけなかったりを調節しながら煮る。

仕上がったものは、全て写真の通りパッドに上げて冷ましておく。

こうしていくことで下準備ができていくのだ。

圧力鍋を使うのは、たぶんにエコのためでもあるが、この後順々に述べていく我が家の特殊事情からすると、結構大事な工夫でもあるのだ。

<つづく>


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ラベル:松江おでん
posted by ヤマトシジミ at 07:15| Comment(2) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

徳平食堂(松江おでん)

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やっとカイワリの目を盗んで松江おでん探訪第1弾。

といっても写真を撮って帰った時点で証拠は上がっちゃってるんだけど・・・。

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この店構え、どうだろう?

おいしいお店を探すコツ、一応自分なりのものはあるけれど、なかなか言葉にできないでいる。

匂いというか勘が重要なのはいうまでもない。

ここは当たりの予感。

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場所は松江市中原町、一畑電鉄、松江しんじ湖温泉駅から徒歩2分。

店の前から見た駅はこんな感じ。

このピンボケ具合は酔った時の距離感を表現したつもり(ウソ)。

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店内の概観はこんな感じ。

雑然とした感じが、それっぽくて自分は好きだな。

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ウリはおでんじゃないの!?とつっこみを入れたくなるようなこの貼り紙。

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確かに焼豚は手作りでおいしそう。

ホルモン鉄板鍋は残念ながら現認できず。

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おでんはこんな感じで煮込んでいる。

閉店間際だったのでネタは売り切れ気味。

特徴的なのは、つゆが真っ黒けなくらいの色をしていること。

松江おでんの特徴といってよいかな?

甘〜い香りが店中に充満している。

それに右端に見えるのが、「すじ味噌」。

すじとは別にこれをおでんにかけてくれるんだって!

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頼んだネタは、大根、豆腐、すじ、たまご。

上にすじ味噌がかかっている。

練からしも付けてくれているが、松江おでんとしては味噌(すじ味噌)で十分なはずなので

あえてつけずに食べてみる。

これは、おいしい!

醤油くささのデメリットがまるで感じられず、かえって強い個性として癖になる味。

継ぎ足し継ぎ足しでまろやかさが違う!

この味は丁寧に丁寧に仕事をしないと出せないんじゃないかな?

すじ味噌は特徴としても特筆もの。

お酒は松江の銘酒:李白の上撰を冷やのコップ酒で。

これがまたバランスがとれる。

おでんは、こうした飲み方が一番だと思う。

最近まで焼酎ブームと言われていたが、おでんは地酒(日本酒)が一番だと思うのだ。

これは博多の屋台であってもそう感じたような気がする。

醤油は同じ町内:松江市中原町の平野醤油を使っているとのこと。

「平野醤油、いいよね」と醤油の話で大将とひと談義(笑)。

一見さんにも等しい私にいろいろと教えてくれてありがとう!

また行くよ!

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チャーシューの味も見たくて結局ついでと言いながら食べてしまったチャーシューメン。

ベースは豚骨と鶏がら・・・。

異種競技のようにも思うが、やはり料理、味付けはセンスと努力、つまりは個の力に負うところが

大きいのかもしれない。

これもおいしい。

聞けば、地元の情報番組では軒並み取材を受けたとのこと。

ヤマトシジミは情報番組をソースにしていないので、知らなかったのだけど・・・。

「いっときお客さんが増えるんだけどね、常連さんが入れなくなっちゃったりしてかえって悪くてね。最近は取材を基本的に断ってる。」

大将、ご安心あれ。

このブログはたかだか1日100人そこらしか見てませんから!(爆)


怪しげにカメラを構えたり、いろいろ質問したりの変な客ですみませんでした!



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ラベル:松江おでん
posted by ヤマトシジミ at 22:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 1-B松江おでん探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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